こんにちは、ごろうです! ・システムエンジニアさんの気持ちが知りたい ・いいシステムを作って会社を改善していきたい ・システムエンジニアさんといい関係が作れたらいいなぁ
『システムエンジニアさんとの付き合い方がわからない?』と悩んでいませんか?
そんな方に向けて、今回はシステムエンジニアとのお付き合いの方法について書いていきます。あつし
この記事では、「ユーザー側としてでシステム会社といい関係を築いきたい人向けに」に紹介しますね!
今回大切なのは、「システムエンジニアさんの気持ちを知ること」。
本記事で書いてあることを実践すれば、システムエンジニアさんと何が大切か理解ができるようになりますので、ぜひご覧ください!
ごろうの経歴
- 情報システム歴10年以上
- 大規模自社開発経験あり
- エンジニアとしての経験あり
ユーザー側とエンジニアとの両方の気持ちがわかるごろうだからこそ、書ける記事ですね。
システムエンジニアさんとのお付き合いは、ながーいからね
システムエンジニアさんとは、システム開発中だけのお付き合いではありません。稼働後も、追加機能が必要になるので、ずっとお付き合いしていくことになるんです。
けっこう、ここ忘れがちになって、値段叩きまくり!責めまくり!ケチりまくり!ってなることが多いので、気をつけください。
SEさんの気持ち
SEさんって何を考えているかわかりますか?これ、なかなか分からないですよね。営業さんとエンジニアさんって違うんですよね。
で、SEさんってどんな気持ちでいてくれるかってわかって対応するのと、知らないで対応するのでは、全然違ってきます。
まずは、結論です。
- エンジニアさんの気持ちを理解する
- コミュニケーションを最大限とりやすくする
- ずっとお付き合いする相手だということを忘れない
システムエンジニアさんの気持ちを理解する
システムエンジニアさんの気持ちってわかりますか?これ、結構、発注側ってわかっていないことが多いですよね。どうしても、発注する前に一度お金の話をしているから、なんかお金お金ってなってる感じがしちゃうんですよね。
でも、システムエンジニアさんって、モノづくりが好きだったり、純粋に技術が好きだったりする人たちです。筆者のごろうは、エンジニアとしての立場も経験しているので、とても気持ちがわかります。
それでは、エンジニアさんの気持ちは、
- お客さんが便利になった!って言ってもらえるものを作りたい
- バグを少なく納品したい
- 納期に間に合うように作りたい
- もめたくない
エンジニアさんって、いいもの、喜ばれるものを作りたい!っていうのが、一番なんです。ただ、どうしてもお金がかかっているもので、炎上プロジェクトを体験したり、聞いたりすることで、みんな防御反応もついちゃってきます。
この、エンジニアさんのいいものを作りたいって気持ちと、守りの気持ちもあることを理解することが大切ですね!
システム作る上で問題になるのは認識相違
システム開発で、100%発生するのが認識相違・・・これ、絶対に起きちゃうんですよね💦実際に、仕様書に書いてあることも、説明聞いても合ってる!って思ってたのに、いざシステムが完成して使ったら、違う…
え?なんで?って、即効、電話する…
よくよく聞いてみると、えっ、なんか根本が違ってる…
なんて、こともある。あるんですよー、本当に、あるんですよー!
認識相違で有名な絵「顧客が本当に必要だったもの」という絵があります。


英語なのでちょっと分かりにくいですが、『木にブランコを作って欲しい』で、エンジニア、プログラマ、営業、顧客、顧客の現場などなど、みんなが想像しているものが違う。そして、顧客がいつも正しいことを言っているわけではないって絵です。
実際、こんなことがシステムでは、あちこちで起きます💦本当に、不思議なぐらいおこる。仕様書を読むと確かにそう書いている…そんな風な意味で書いてあったんだ…なんてことが良くあります。
認識相違を防ぐためにドキュメント化を意識しよう!
じゃあ、認識相違って起きやすいことってのがあります。危ない順で書いていきますね。
- 会話のみリスト
- 文字のみの資料
- 絵や表がある資料
はい、これ分かりやすいですよねー
1番怖いのは、口頭だけで決めていくことですね。まぁ、誰でも今までに経験したことがあると思いますよ。先ほどの、木にブランコを作るっていっても、口頭では、すべてのパターンが発生することがわかりますね。
文字や絵や表があれば、認識相違が発生する確率が減るのは、容易に想像できますよね。
システムの規模、難易度、認識相違の発生した時のリスクをトータルして、その都度判断することが求められますが、認識相違は後でわかるほど、本来の機能にするのにお金がかかっちゃいます。
コミュニケーションを最大限とりやすくする
認識相違を起こさないために、システムエンジニアさんは、確認をしたくてたまらないんですよね。だから、システムエンジニアさんにとって、コミュニケーションがとりやすくすい相手だと、確認がすぐにできて、いいもの作ってあげたいなぁ!ってなるんですよね。
とにかく、質問に対する回答ははやくすることは、システムの精度をあげるために必須ですね!
おすすめのコミュニケーションツールを紹介します。
仮想オフィス
テレワークが増えて出てきたサービスの仮想オフイス。まるで、出勤しているような感じで、気軽に話しかけることのできるWebサービスです。
最初に紹介するのが、oViceです。日本企業がつくっているので、わかりやすくて便利ですね。Web会議の機能もあるんですが、Zoomとも連携していたり多機能でもありますね。
あと、海外製なので、表記が英語ですが完全無料で使えるTeamflowです。無料で使っていると、たまに1分間休憩しないさいって感じで、画面が見えなくなるけど、無料なら仕方ないかなってあきらめがつくレベル。
ZoomやTeamsでいいんじゃないの?って思うかもしれませんが、体験すると分かりやすいのですが、仮想オフイスの方が気軽に聞きに行くことができるので、もし、使えるのであればぜひ使ってください!
本当にオススメです!
どちらかが常駐する
ごろうは、システム会社に常駐して仕様を詰めたこともありますし、システムエンジニアが毎日、ごろうの会社にきて仕様を詰めたこともあります。結局、システムエンジニアさんが、自分の会社に出勤してから、打ち合わせのために移動してくる時間がもったいないからです。
移動時間が、往復2時間するなら、10分の打ち合わせがプラス12回できた方が、よっぽどシステムの完成度はあがります。
会ってやった方がいいですよね!は、気をつけろ!
これ、ものごとの本質がわかっていないか、目的がわかっていない人ほど、Zoomなんかじゃ、空気がわからないですよね。間がわからない。とか、色々いって無駄な移動時間を正とする人が多いです。
ごろうは、会うのが決して悪と思っていません。会う時に、お互いの人となりを知り、現場の状況を確認するのです。要するに、今の作業が何を目的としているかがわかっているなら、仕様を詰める時は、確認ができ、画面共有しながら確認ができるZoomで出来るんです。
実際、SEさんの移動時間って全部、開発費用としてとられるだけなので、「会った方がいいですよね!」って気軽に言う人は気を付けてくださいね。
これは、請負であろうが準委任契約であろうが一緒ですので。
ずっとお付き合いする相手だということを忘れない
システムって、開発は短いので数か月~数年ですが、その後、3年~20年とか使うことになります。だから、開発中に、こんな風に思われると稼働後に追加改修のときに費用が増えちゃいます。
- 確認しようと思ってもレスポンが悪いだよね
- 返事遅いわりに、納期は絶対って言うんだ
- バグがあったらめっちゃ責任とってくれるのか!?って言ってくる
- 聞いていなかった機能がなくて運用できないから無料で追加しろ
- 高いお金払ったのにって何かにつけて言われる
こんな、感じの印象もたれていませんか?たぶん、数十パーセントユーザーさんがこんな風に思われていると思います。
そして一度思われると、そのあとの改修要望があった時に工数を見積もる際に、当然、高くなるよね~
当たり前ですよね~
こんな風に思われないために、システムは、ユーザーとシステム会社で作り上げる作品なんだ!って気持ちで、取り組んでくださいね!
※バグが発生した時にエンジニアさんは申し訳ないって思っています。そこを責めるのは、泣いている子どもをさらに怒って追い込む行為と同じです
システムエンジニアさんといいお付き合いをする方法
これって、結局お互い尊敬しあって、協力して、すすめることだけなんですね。簡単ですねー
レスポンが悪い会社ってシステムだけでなく大体、問題がある会社だと思いますし、これが人であっても同じだと思います。
本記事をたまに読み直してもらって、システムエンジニアさんといいお付き合いをしていってくださいね!
- エンジニアさんの気持ちを理解する
- コミュニケーションを最大限とりやすくする
- ずっとお付き合いする相手だということを忘れない
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