【kintone活用法】kintoneアプリって何?アプリ作成方法7選
こんにちは、縁紡ぐです!
『kintoneのアプリの作り方にどんな方法があるかがわからない?』と悩んでいませんか?
そんな方に向けて、『kintoneのアプリ作成方法』ついて書いていきます。あつし
- kintoneのアプリの作成方法に何があるかわからない
- kiintoneのアプリ作成方法の違いが分からない
- kintoneのアプリ方法に違いによる制限がわからない
この記事では、「kintoneでアプリをこれから作成していくようになりたい人向けに」に紹介しますね!
今回大切なのは、「違いを何となく理解する」ってことです。明確な違いなんて覚えなくても大丈夫!
本記事で書いてあることを実践すれば、kintoneのアプリの作成の違いが理解できるようになりますので、ぜひご覧ください!
kintoneのアプリ作成方法
kintoneのアプリとは、表形式で保存されているデータベースです。
Excelの表と同じようなイメージですね。Excelのように、他の表を参照するVlookUpのような使い方もできます。
『アプリ=ひとつの表』として覚えておけばOKです。
作成方法は、以下の7つの方法があります
- サンプルアプリを追加する
- アプリをはじめから作成
- Excelファイルから作成
- CSVファイルから作成
- テンプレートファイルから作成
- 登録済みテンプレートから作成
- 他のアプリを再利用して作成
それでは、それぞれの方法について確認していきましょう!
❶サンプルアプリを追加する
初めてアプリを作成する場合は、こちらでアプリを追加してイメージを掴むことをオススメします。サンプルアプリは無料で利用することができます。
アプリパックでは、複数のアプリを参照して利用するアプリも用意されていますので、設定等について参考になると思います。また、Javascriptでカスタマイズすることも可能です。
サンプルアプリを追加する手順
サンプルアプリを追加してみましょう!


左の「検索窓」「業務でさがす」や「業種で探す」から、追加したいアプリを探します。


アプリ名をクリックするとアプリの詳細な情報を確認できる。




アプリを追加するボタンは、サンプルアプリの一覧画面とアプリの詳細画面にあります。




確認画面が表示されますので、『追加』をクリックします。


追加ボタンを押下すると、アプリ一覧にアプリが追加されます。


これでアプリの追加が完了です。
❷アプリをはじめから作成する
アプリをはじめから作成してみましょう!アプリの作成の中では一番利用する方法のひとつです。




アプリの設定画面に遷移します。


入力内容に応じた入力項目を左から右のスペースにドラッグアンドドロップして配置します。


アプリを公開をクリックするとアプリが公開され利用できるようになります。


確認画面が表示されますので、『追加』をクリックします。


アプリが追加されました。
❸Excelからアプリを作成
Excelからアプリを作成するためには、取りこめるように準備する必要があります。
- ファイルのパスワードロックを解除
- セルの結合を解除
- xlsの拡張子の場合は、xlsxに変更し保存する
- 取込できるのは1シート
- 最大1MB 1000行 500列


Excelを読み込んで作成をクリックする。


Excelでの取り込みについては、チェックリストにある内容を確認してから取りこみを実施する必要があります。


参照をクリックして取込するExcelファイルをアップロードする


ファイルのアップロードが完了すると取込結果として、プレビューが表示されます。
問題があれば、Excelを編集して再度アップロードをします。


それぞれのフィールドに対するフィールドタイプを指定します。




これでアプリが作成されました。


❹CSVから作成
CSVとExcelファイルの大きな違いは最大100MB、10万行取りこめることです。既存のシステムなどがある場合などに利用するのがオススメです。
- 最大100MB 100,000行 500列


CSVを読み込んで作成をクリックします。


CSVをアップロードします




取込結果のプレビューで問題がないか確認する。


それぞれの項目に適したフィールドタイプを指定します。




これでアプリが作成されました。


❺テンプレートから作成
テンプレートから作成は、異なるドメインのkintoneからでもアプリを取込することができます。アプリのテンプレートを書き出すには、kintoneシステム管理者の権限が必要です。


テンプレートファイルを読み込んで作成をクリックする。


用意しているテンプレートファイルを読み込みします。




引き継がれないもの
※利用環境固有のもの=利用環境で設定している「ユーザー」「組織」「グループの値」
- ユーザー選択、組織選択、グループ選択フィールドで利用環境固有のもの
- ルックアップフィールドの「絞り込みの初期設定」で指定されている利用環境固有のもの
- 一覧やグラフの絞り込み条件で指定されている利用環境固有のもの
- プロセス管理の作業者として指定されている利用環境固有のもの
- アクション実行条件で指定されている利用環境固有のもの
- 定期レポート
- アプリの条件通知/レコードの条件通知/リマインダーの条件通知で指定されている利用環境固有のもの
- プラグインの設定内容
- APIトークン
- Webhook
- Slack連携
- アクセス権
- アプリコード
- アクションの利用者(すべてEveryoneに変更される)
アプリテンプレートは、kintoneのドメインが異なる(契約会社が違う)環境同士で、アプリを移行させることを目的で作成されています。なので、契約会社特有の、「部署」「ユーザー」「グループ」は、引き継がれません。
kintoneが自動的に作成するadministoratorや、Everyoneグループや、更新者フィールド、作成者フィールドなどは、引き継がれます。
詳しくは、kintoneヘルプページで確認してください。https://jp.cybozu.help/k/ja/admin/app_admin/template/template_settings.html
❻登録済みテンプレートから作成




初期はなにもテンプレートがないので、登録する作業が必要です。




他のアプリを再利用して作成
アプリをコピーして作成する機能です。








変更がなければそのまま「アプリを公開」で利用できるようになります。




引き継がれないもの
- アプリコード
- APIトークン
- アプリのレコード
- プラグインの設定
- ゲストスペースの場合は、同一ゲストスペースのみコピー可能
アプリ作成のまとめ
アプリの作成方法は、7つあります。それぞれの便利に使えるケースで利用してもらえればいいかなぁって思います。
kintoneのアプリ作成のポイントは、作成方法よりどのアプリにどんなデータを持たせて、他のアプリと連携させるかが大切です。
kintoneを便利に使って、業務改善をすすめていきましょう!
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