スマホで使えるアプリが自分で作れるKintone
こんにちは!縁紡ぐです。
今回はスマホで使えるアプリが自分で作れるというテーマです。
本当に自分でつくれるのか?がわかるようになっていますので最後までご覧ください!
KintoneってWebアプリを簡単に作れる道具
Kintone(キントーン)って何か知っていますか?
Kintoneは、Webアプリをノーコード…って分からないですよね。
プログラミングの知識がなくても作成できるよっていう、便利な道具です。
実際にこんなことができるんだよ
Webアプリを気軽に作れるっていっても、どんなものが作れるのか想像できます?
システム構築の経験やIT好きでなかったら、想像できないですよね?
まぁ、情シスやエンジニアであってもどれくらいのことができるのかって正直、触ってみたり実際の活用例を見ないと想像できないものです。
建設・点検業者での活用事例
分かりやすいのは、実際の導入活用事例ですよね!
参考になるのが、設備点検や建設業界での施工前施工後の写真などを現場で撮ったものがすぐに報告書にできる!
なんて、ことですね
不動産業界、建設業界ってIT化が遅れていると言われている業界ですので役立つ会社さんが多いのではないでしょうか。
広ーい施設の案内業務を改善
次は、羽田空港での迷子発見時の業務連絡の改善です。
改善内容が迷子の子どもを発見し、情報連携するものでとても心あたたまり、ITが人と人とを縁を紡ぐ感じがして好きな紹介です。
本当にすばらしい業務改善と言える事例だと思いますね!
Kintoneの活躍が感じやすい改善とは
Kintoneについて色々調べて感じること。
これはKintoneというよりWebアプリだからこそ感じれることですが、1本目の動画で言うと、現場で写真撮ったものを会社に戻ってから、PCで報告書を作成する。
ひろーい、空港内で各担当者がいてるところが物理的に離れているけど、Kintoneですぐに情報共有することでができる。
って、ことは…
離れている場所間の情報を連携
これですよねー!
今は、スマホもみんなが持っている時代なので、現場で気軽に情報を入力して連携することができるのです。
自分で作ることは可能かな?
Kintoneがいいなっていうことは何となくは感じれたと思います。
でも、実際自分でつくることが可能なの?って疑問に思われると思います。
がんばればできる
はい、これだけです…
RPAもKintoneもノーコード、ローコードで誰でも作れますよ!って、PRしています。
情シスで働いている人でも、「作れる人、作れない人」がいるので、『簡単に作れます!』を鵜吞みにしてはいけないです…
簡単に作れます!の比較対象は、

ってことです。
気になるコスト
SaaSサービス全般に言えますが、Kintoneもアカウント(人)単位で契約です。
大きい会社には大きな負担。小さな会社には、小さな負担ってことで合理的な値段設定ですね。
Kintoneの料金は、下記のようになっています。
スタンダードコース | ライトコース | |
価格 | 月額1,500円/1ユーザー 最低契約数5ユーザー 年額最低(88,200円) | 月額780円/1ユーザー 最低契約数5ユーザー 年額最低(45,850円) |
外部サービス連携、プラグイン、拡張機能 | ○ | × |
アプリ数 | ~1,000個 | ~200個 |
スペース数 | ~500個 | ~100個 |
ディスク容量 | 5GB×ユーザー数 |
最低5ライセンスは購入する必要があります。
あと、スタンダードコースにしないとプラグインが利用することができません。プラグインは、Kintoneで作るアプリを使いやすくするための機能追加をしてくれるものです。
検索機能を拡充したり、文字列を結合したり、アプリを作る時には必須となりますので、スタンダードコースでの契約が必須となります。
ファイルサーバーとして利用する場合は、必ず容量を計算してくださいね!
アプリも含んでの容量になるので、お気を付けください
Kintoneで気を付けるべきこと
どんな場合にKintoneが向いているか考えてみました。
トランザクション処理ができない
Kintoneは、簡易アプリ製作(結構色々できる)です。システム開発で、RDBSでは、一般的なトランザクション処理ができません。
これがどういうことかというと、銀行振り込みの場合でトランザクション処理ができなかった時に起こり得ることを考えてみましょう。
トランザクション処理がない場合はここで終了
Aさんはお金が1,000円減ったままになる
トランザクション処理があると一つの流れにあるすべての処理が正常終了しなかった場合、それまでにおこなった処理はすべてなかったことになる
トランザクション処理は、とても大切な処理です。
ただ、データによって完全性をそこまで考えなくてもいいようなレベルであれば問題はありません。
使う用途によって、もともとKintoneが向かないものもあるということです。
レコード数は100万を目途にする
これは、システムによってはすぐにいってしまう数ですよね。
100万っていったらそんなデータすぐにたまらないよー!
って思われる方もいらっしゃると思いますが、いやいや意外ととまるんですよね。1年ではいかなくても、3年や5年使うと到達する可能性があります。
大量データをさばきたいならKintoneは向いていないですね。
アプリ同士の連携は、手間と何度がある
次々にこんなことしたいなぁ。って思った時に、顧客管理アプリから顧客情報を取得して、受注管理アプリの情報から受注情報を取得して、○○アプリから○○をとって……
ってしていくと、アプリ間のつながりが複雑になり、設計が悪いと破綻する可能性もあるので気を付けるて構築をする必要がありますね。
目的がひとつで、アプリ追加しないなら専用サービスを探す方がいい
例えば、『顧客管理をクラウドでおこないたい!今後、それ以外にアプリを追加する可能性はない❕』っていうのであれば、顧客管理を専門にしているクラウドサービスを利用する方が費用対効果がいいです。
Kintoneの良さは、アプリを追加でき修正工数が少ないところです。
ひとつのアプリで効果を出すには向いてはいないアプリです。
Kintoneは、中小企業のIT化に最適
IT化を進めていきたいって企業はたくさんあると思います。また、今後、労働人口減少と最低賃金の上昇によって、生産性の向上が求められる時代になっていきます。
そんな時、システム開発より時間をかけずに開発できるKintoneが強力な武器になってくれはずです。
人間は欲深きもの…使い始めるとどんどん欲しくなる
システムって一度作るとどんどん贅沢になっていくものです。顧客管理だけていいと思ってたけど、日報アプリや、在庫管理もしたいんだよね。
って、どんどん増えていくのが普通です。
これが企業のIT化をすすめるいいきかっけです!Kintoneを選択していない場合は、次のサービスを探して、お金がかかるけど、費用対効果あるかな?って、考えての導入になりますよね。
Kintoneを選択していると、Kintoneにアプリを追加して使っていこう!ってなるので、その後の発展がしやすくなると思います。
Kintoneをお勉強するぞ
ここまで読んでくれていると、Kintoneをすでに開発したことがあるかのように思ってしまったかもしれません(笑)
7年前にかなりいじいじした経験があるのと、楽々販売っていう類似商品を作り込んだ経験があるので、そこからの経験です。
有料、無料どちらもKintone用のプラグインが7年前にはほとんどなかったので、今、何ができるようになったのかを知っていこうと思います。
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