【VBA】縮小して全体を表示するを設定する方法

こんにちは!大阪市を拠点に活動している『縁紡ぐ』の稲垣です。
SWELLを使ったホームページ制作や、Excel、ACCESS、RPAなどのシステム開発を行っています。
また、Excel、Word、Outlookの研修や、情報セキュリティ研修も行っています。身近なITの相談相手になりたいと思っています。
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目次
コード
まずは、実際に使うマクロのコードを見てみましょう。以下のコードをVBAエディタにコピーして使ってみてください。
Sub SetShrinkToFitForRange(rng As Range)
Dim cell As Range
' 各セルに対して設定を適用
For Each cell In rng
With cell
.WrapText = False ' テキストを折り返しを無効
.ShrinkToFit = True ' 縮小して全体を表示
End With
Next cell
End Sub
縮小して全体を表示は、セルに対して設定をします。
.WrapText = False ‘ テキストを折り返しを無効にしておかないと折り返して表示されます。
セルをFor Eachで取り出し、ひとつひとつのセルに設定をしていきます。
呼び出し側
それでは、実際に呼び出して使ってみるコードです。
Sub test()
Dim rng As Range
Set rng = Worksheets("Sheet1").Range("B2:C2")
Call SetShrinkToFitForRange(rng)
End Sub
3行目で、セルの範囲を指定し、rngに格納しています。
実行前と実行後

実行前は、B2の「今日は天気がいいですね!」が途中で文字切れしています。

実行後は、縮小して全体を表示にチェックが入り、文字切れすることなく表示されています。
まとめ
今回は、VBAを使ってセルの『縮小して全体を表示する』方法を紹介しました。ポイントは、折り返して全体を表示をFalseにして設定を外すことですね!
記事を書いた人

稲垣
- Excel、ACCESSでのシステム開発が得意
- ITスキルを共有し実践的に学びながら成長する人を見るのが幸せ
- 自家焙煎するほどのコーヒー好き
- 使用言語 VBA、Python、Javascript、Java、HTML、CSS etc.
- 保有資格 Kintoneアソシエイト、日商簿記検定2級、マンション管理士、管理業務主任者、情報セキュリティマネジメント、ExcelVBA etc.
- 業務フロー図の作成や業務時間分析を通して、効率化ポイントを探る人
- お客様にとって本当に良いことかを第一に考える人
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