VBAで文字列を簡単に結合する方法

こんにちは!大阪市住之江区に拠点を置く会社『縁紡ぐ』の稲垣です。

当社は、Excel、ACCESS、RPAなどのシステム開発や既存ツールを使った業務効率化の提案、また、ITスキルアップのための教育に力を入れています。効率的なビジネス運営を目指している企業様、ITスキルの向上を図りたい企業や個人の方に、最適なご提案をさせていただきます。業務プロセスの改善とITスキルアップをサポートし、共に成長するパートナーでありたいと考えています。

この記事のまとめ

VBAで使う文字列を簡単に結合する方法を複数ご紹介!

これで、文字列の結合をマスターできるよ!

文字列の結合ってプログラミングですごく使うなんて知らなかった💦

プログラミングする中で、文字列の結合は多い処理です。

縁紡ぐ

宛名を作成するときに、登録されている名前と『様』を結合したり、文字と文字をくっつけることは、VBAをする上で結構あるんだよ

本記事の内容を使って、VBAで業務効率化をぜひ実践してくださいね!

目次

 文字列結合の基本

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VBAでは、複数の文字を結合する方法を2つ紹介します。
使いやすいと思ったのや、状況に合わせて使いわけてくださいね!

今回は、&演算子とConcat関数の使い方について詳しく解説させていただきます。。

 『&』演算子を使った文字列結合

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』演算子を使うと複数の文字列を結合することができるよ!
以下のポイントを押さえて使ってくださいね!

  • 使い方&を使って文字列と文字列を結合する
  • スペースの挿入: 結合する際には、必要に応じてスペースを追加する。
  • 複数の結合も可能: &を使って文字列と文字列、さらに&を使って文字列を結合することができる

コード例

Sub ConcatenateNames()

    Dim firstName As String
    Dim lastName As String
    Dim fullName As String

    firstName = "たろう"
    lastName = "山田"
    '文字列の結合
    fullName = lastName & " " & firstName
    
    '結合した名前の表示
    MsgBox fullName
    
End Sub

複数の文字列を結合する

Sub ConcatenateMultiple()
    
    Dim firstName As String
    Dim lastName As String
    Dim fullName As String

    firstName = "たろう"
    lastName = "山田"
    '文字列の結合を複数回
    fullName = lastName & " " & firstName & " 様"
    
    '結合した名前の表示
    MsgBox fullName
    
End Sub

文字列 『』 文字列 で、文字列の結合ができる!

&で文字列の結合ができることが、とってもよく分かった!
スペースを入れたりもできるし、便利ですね!

縁紡ぐ

&演算子は、わかりやすいのでよく使われている方法ですね!

「&」の代わりに「+」で文字列を結合することもできます。

Join関数を使った文字列結合

次は、文字列の結合をする関数を紹介します。

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Join関数は、配列にあるすべての要素を結合して1つの文字列として返す関数です。
使うときのポイントを消化しますね!

  • 使い方: Join関数を使って、配列を結合する
  • 区切り文字の指定: 結合する際に区切り文字を指定できる。
縁紡ぐ

実際コードを見た方が分かりやすいので、コードを見てみましょう!

Sub JoinFruits()

    Dim fruits As Variant
    Dim result As String

    '配列を用意する
    fruits = Array("りんご", "ばなな", "みかん")
    '結合する配列と、区切り文字を指定
    result = Join(fruits, ", ")
    
    '結果の表示
    MsgBox result
    
End Sub

セルの値を取得して表示する場合。

Sub JoinSentencesFromSheet()
    
    Dim sentences As Variant
    Dim result As String
    Dim i As Long
    Dim lastRow As Long

    ' シートの最終行を取得
    lastRow = Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
    
    ' セルの値を配列に格納
    ReDim sentences(1 To lastRow) ' 配列のサイズを設定
    For i = 1 To lastRow
        sentences(i) = Cells(i, 1).Value ' A列の値を取得
    Next i
    
    ' 配列の値を結合
    result = Join(sentences, ",")  ' 結果を,カンマで結合

    ' 結果を表示
    MsgBox result
End Sub

まとめ

VBAでは、Join関数を使って配列の要素を簡単に結合できる。これを使うことで、データを整形したり、表示を工夫したりすることができるで。業務効率化を目指している人には特に役立つ機能やから、ぜひ活用してみてください。


これで、文字列の結合とJoin関数の説明を終了しますね!もし何か質問などがございましたら、ぜひご連絡ください。

記事を書いた人

稲垣

  • Excel、ACCESSでのシステム開発が得意
  • ITスキルを共有し実践的に学びながら成長する人を見るのが幸せ
  • 自家焙煎するほどのコーヒー好き
  • 使用言語 VBA、Python、Javascript、Java、HTML、CSS etc.
  • 保有資格 Kintoneアソシエイト、日商簿記検定2級、マンション管理士、管理業務主任者、情報セキュリティマネジメント、ExcelVBA etc.
  • 業務フロー図の作成や業務時間分析を通して、効率化ポイントを探る人
  • お客様にとって本当に良いことかを第一に考える人
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