VBAで指定したオブジェクトにカーソルを移動させる方法

こんにちは!大阪市を拠点に活動している『縁紡ぐ』の稲垣です。
SWELLを使ったホームページ制作や、Excel、ACCESS、RPAなどのシステム開発を行っています。
また、Excel、Word、Outlookの研修や、情報セキュリティ研修も行っています。身近なITの相談相手になりたいと思っています。
お気軽にお問い合わせください。
VBAで指定したオブジェクトにカーソルを移動させる方法
今回は、VBAで指定したオブジェクトにカーソルを移動させる方法についてご紹介します。ユーザーにとってとっても使いやすくなる機能ですので、ぜひ、参考にしてください。
セルにカーソルを移動させる方法
特定のセルにカーソルを移動させる方法から紹介します。例えば、セルA1にカーソルを移動させたい場合は、以下のようなコードを使います。
Sub MoveCursorToCell()
' セルA1にカーソルを移動
Range("A1").Select
End Sub
このコードを実行すると、セルA1が選択されます。めっちゃ、簡単ですね!
シェイプ(オブジェクト)にカーソルを移動させる方法
Excelシート上の特定のシェイプにカーソルを移動させる方法をご紹介します。例えば、「Rectangle 1」という名前のシェイプにカーソルを移動させるには、次のようなコードを使います。
Sub MoveCursorToShape()
' シェイプ名「Rectangle 1」を選択
ActiveSheet.Shapes("正方形/長方形 1").Select
End Sub
シェイプの名前は、シェイプを選択した状態で名前ボックス(左上の入力欄)から確認できます。

ユーザーフォームのコントロールにカーソルを移動させる方法
ユーザーフォーム上の特定のコントロールにカーソルを移動させる方法をご紹介します。例えば、ユーザーフォーム「UserForm1」に配置したテキストボックス「TextBox1」にカーソルを移動させるには、以下のようなコードを使います。

Sub MoveCursorToUserFormTextBox()
' ユーザーフォーム「UserForm1」のテキストボックス「TextBox1」にカーソルを移動
UserForm1.TextBox1.SetFocus
End Sub
このコードを実行すると、「UserForm1」に配置された「TextBox1」にカーソルが移動します。ユーザーフォームを使った入力作業が多い方には特に便利な方法です。
まとめ
VBAを使えば、Excelでの作業を効率化することができます。今回は、特定のオブジェクトにカーソルを移動させる方法についてご紹介しましたが、他にも多くの便利な機能があります。ぜひ、VBAを活用して、日々の業務をもっと効率的に進めてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

稲垣
- Excel、ACCESSでのシステム開発が得意
- ITスキルを共有し実践的に学びながら成長する人を見るのが幸せ
- 自家焙煎するほどのコーヒー好き
- 使用言語 VBA、Python、Javascript、Java、HTML、CSS etc.
- 保有資格 Kintoneアソシエイト、日商簿記検定2級、マンション管理士、管理業務主任者、情報セキュリティマネジメント、ExcelVBA etc.
- 業務フロー図の作成や業務時間分析を通して、効率化ポイントを探る人
- お客様にとって本当に良いことかを第一に考える人
コメント