こんにちは!大阪市住之江区に拠点を置く会社『縁紡ぐ』の稲垣です。
当社は、Excel、ACCESS、RPAなどのシステム開発や既存ツールを使った業務効率化の提案、また、ITスキルアップのための教育に力を入れています。効率的なビジネス運営を目指している企業様、ITスキルの向上を図りたい企業や個人の方に、最適なご提案をさせていただきます。業務プロセスの改善とITスキルアップをサポートし、共に成長するパートナーでありたいと考えています。
目次
はじめに
VBA(Visual Basic for Applications)は、Excelなどのアプリケーションを自動化するための強力なツールです。特に、条件によって異なる処理を実行する際に便利なのが「Select Case」構文です。この記事では、VBAのSelect Caseの基本的な使い方と実例を紹介します。
Select Caseとは?
Select Caseは、複数の条件を一度に評価し、それに応じた処理を実行するための構文です。If文と比較して、可読性が高く、条件が多い場合に特に有効です。
基本的な構文
Select Case 条件
Case 値1
' 値1の場合の処理
Case 値2
' 値2の場合の処理
Case Else
' どの条件にも当てはまらない場合の処理
End Select
実例:曜日の表示
以下のコードは、数値に応じて曜日を表示する例です。
Sub ShowDay()
Dim dayNumber As Long
dayNumber = 3 ' 例として水曜日を指定
Select Case dayNumber
Case 1
MsgBox "月曜日"
Case 2
MsgBox "火曜日"
Case 3
MsgBox "水曜日"
Case 4
MsgBox "木曜日"
Case 5
MsgBox "金曜日"
Case 6
MsgBox "土曜日"
Case 7
MsgBox "日曜日"
Case Else
MsgBox "無効な番号です"
End Select
End Sub
まとめ
VBAのSelect Caseは、条件による処理を簡潔に行うための便利な機能です。この記事で紹介した基本的な使い方を参考に、ぜひ活用してみてください。
VBAのIF文とIIF文:初心者向けガイド | 合同会社縁紡ぐ
VBAのIF文とIIF文:初心者向けガイド VBA(Visual Basic for Applications)は、ExcelやAccessなどのMicrosoft Officeアプリケーションを自動化するための強力なツールです…
記事を書いた人
稲垣
- Excel、ACCESSでのシステム開発が得意
- ITスキルを共有し実践的に学びながら成長する人を見るのが幸せ
- 自家焙煎するほどのコーヒー好き
- 使用言語 VBA、Python、Javascript、Java、HTML、CSS etc.
- 保有資格 Kintoneアソシエイト、日商簿記検定2級、マンション管理士、管理業務主任者、情報セキュリティマネジメント、ExcelVBA etc.
- 業務フロー図の作成や業務時間分析を通して、効率化ポイントを探る人
- お客様にとって本当に良いことかを第一に考える人
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