こんにちは!大阪市住之江区に拠点を置く会社『縁紡ぐ』の稲垣です。
当社は、Excel、ACCESS、RPAなどのシステム開発や既存ツールを使った業務効率化の提案、また、ITスキルアップのための教育に力を入れています。効率的なビジネス運営を目指している企業様、ITスキルの向上を図りたい企業や個人の方に、最適なご提案をさせていただきます。業務プロセスの改善とITスキルアップをサポートし、共に成長するパートナーでありたいと考えています。
VBAを使って文字列を配列に分割する方法をご紹介!
文字の分割をマスターして業務効率化を目指そう!
『山田 太郎』を苗字と名前に分けたいんだ
文字列を分割する関数が用意されているよ!
Split関数を紹介するね!
Sprlit関数とは
Split関数は、指定した区切り文字を基に文字列を配列に分割します。これにより、データ処理がぐっと簡単になります。
CSVファイルからデータを読み込む際など、特定の区切りで分割する必要がありますよね。Split関数を使うことで、手間が省け、作業効率がアップしますよ。
コード例
ここでは、具体的なコード例を通じてSplit関数の使い方をご説明します。
Sub SplitFullName()
Dim fullName As String
Dim result() As String
' セルA1から名前を取得
fullName = Range("A1").Value
result = Split(fullName, " ")
' 配列の内容を表示
If UBound(result) >= 0 Then
Range("B1").Value = result(0) ' 苗字をB1に表示
End If
If UBound(result) >= 1 Then
Range("C1").Value = result(1) ' 名前をC1に表示
End If
End Sub
苗字と名前の間には、全角スペースがある場合、全角スペースを区切り文字に指定すれば、苗字と名前に分けることができるんだ!
すごい!これをやりたっかたの!
注意点
Split関数を使用する際の注意点として、区切り文字が存在しない場合、配列には元の文字列がそのまま格納されることがあります。これを理解しておくと、エラーを避けることができます。
区切り文字がないから、区切れないということになって、そのままの文章が表示されるってことです。
区切り文字がないから、そのまま山田太郎と表示されている
まとめ
VBAのSplit関数を活用することで、文字列を簡単に配列に分割できます。業務効率化を目指す方にとっては、大変有用なツールです。ぜひ、日常の業務に取り入れてみてください。
稲垣
- Excel、ACCESSでのシステム開発が得意
- ITスキルを共有し実践的に学びながら成長する人を見るのが幸せ
- 自家焙煎するほどのコーヒー好き
- 使用言語 VBA、Python、Javascript、Java、HTML、CSS etc.
- 保有資格 Kintoneアソシエイト、日商簿記検定2級、マンション管理士、管理業務主任者、情報セキュリティマネジメント、ExcelVBA etc.
- 業務フロー図の作成や業務時間分析を通して、効率化ポイントを探る人
- お客様にとって本当に良いことかを第一に考える人
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