VBAで文字列の大文字・小文字を簡単に変換する方法

こんにちは!大阪市住之江区に拠点を置く会社『縁紡ぐ』の稲垣です。

当社は、Excel、ACCESS、RPAなどのシステム開発や既存ツールを使った業務効率化の提案、また、ITスキルアップのための教育に力を入れています。効率的なビジネス運営を目指している企業様、ITスキルの向上を図りたい企業や個人の方に、最適なご提案をさせていただきます。業務プロセスの改善とITスキルアップをサポートし、共に成長するパートナーでありたいと考えています。

この記事のまとめ

VBAを使って文字列の大文字・小文字の変換についてご紹介!

データの整合性を保つ方法を学べるよ!

「VBA」と「vba」は同じものなのに、大文字小文字の違いで、ふたつ登録されてしまったわ💦

縁紡ぐ

データせの整合性を保つために、大文字と小文字を登録時に変換しておくと2重登録が防げるよ!

目次

大文字・小文字変換の基本

この記事では、VBAを使って文字列を大文字や小文字に変換する方法を解説します。業務効率化を目指す方にとって、非常に役立つ内容ですので、ぜひ最後までお読みください。

UCaseとLCaseの基本的な使い方

VBAには、UCase関数とLCase関数があります。これらを使うことで、簡単に文字列を大文字または小文字に変換できます。

縁紡ぐ

大文字小文字を変換するための関数を紹介するね!

UCase関数の使い方

縁紡ぐ

UCase関数は、指定した文字列をすべて大文字に変換するよ

UCase(文字列)

次のコードは、UCase関数を使って文字列を大文字に変換する例です。

Sub ConvertToUpper()
    Dim originalText As String
    Dim upperText As String

    originalText = "vbaを学ぶ!"
    upperText = UCase(originalText)  ' ここで大文字に変換

    MsgBox "大文字: " & upperText  ' 結果を表示
End Sub

「vba」が大文字の「VBA」に変換された表示された!

縁紡ぐ

UCase関数を使うと、大文字に変換が簡単にできるんだ!

LCase関数の使い方

縁紡ぐ

LCase関数は、指定した文字列をすべて大文字に変換するよ

LCase(文字列)

次のコードは、LCase関数を使って文字列を小文字に変換する例です。

Sub ConvertToLower()
    Dim originalText As String
    Dim lowerText As String

    originalText = "VBAを学ぶ!"
    lowerText = LCase(originalText)  ' ここで小文字に変換

    MsgBox "小文字: " & lowerText  ' 結果を表示
End Sub

UCaseとは反対に、「VBA」が小文字の「vba」に変換された表示された!

縁紡ぐ

LCase関数を使うと、小文字にに変換が簡単にできるんだ!
これで、大文字の変換も、小文字への変換も簡単にできるね!

注意点

  • 文字列の特性UCaseLCaseは、英字の変換には有効ですが、日本語の文字には影響を与えません。日本語の文字列をそのまま保持します。
  • エラー処理: 変換対象の文字列が空の場合でもエラーは発生しませんが、処理を行う前に文字列が空かどうかを確認すると良いと思います。

まとめ

このように、UCaseLCase関数を使うことで、文字列を簡単に大文字や小文字に変換できることがわかりました。業務の中でデータの整形やフォーマットの統一に役立ててみてください。

記事を書いた人

稲垣

  • Excel、ACCESSでのシステム開発が得意
  • ITスキルを共有し実践的に学びながら成長する人を見るのが幸せ
  • 自家焙煎するほどのコーヒー好き
  • 使用言語 VBA、Python、Javascript、Java、HTML、CSS etc.
  • 保有資格 Kintoneアソシエイト、日商簿記検定2級、マンション管理士、管理業務主任者、情報セキュリティマネジメント、ExcelVBA etc.
  • 業務フロー図の作成や業務時間分析を通して、効率化ポイントを探る人
  • お客様にとって本当に良いことかを第一に考える人
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次