VBA初心者必見!ユーザーフォームにセルのアドレスを渡す方法

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VBA初心者必見!ユーザーフォームにセルのアドレスを渡す方法
こんにちは!大阪市を拠点に活動している『縁紡ぐ』の稲垣です。
SWELLを使ったホームページ制作や、Excel、ACCESS、RPAなどのシステム開発を行っています。
また、Excel、Word、Outlookの研修や、情報セキュリティ研修も行っています。身近なITの相談相手になりたいと思っています。
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VBA(Visual Basic for Applications)を使って、Excelの操作を自動化する方法を学びましょう。特に、ユーザーフォームにセルのアドレスを渡す技術は、データ管理を効率化するために非常に役立ちます。
ユーザーフォームにセルのアドレスを渡す方法
ユーザーフォームを作成し以下のコードを記載します。
Private pCellAddress As String
Public Property Let CellAddress(ByVal Address As String)
pCellAddress = Address
Me.TextBox1.Value = pCellAddress ' TextBox1はフォームに追加したテキストボックスの名前
End Property
ユーザーフォームにはテキストボックスをひとつ置いています。

シートモジュールのコード
Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range)
Dim myForm As UserForm1
Set myForm = New UserForm1
myForm.CellAddress = Target.Address
myForm.Show
End Sub
ポイントは、ユーザーフォームをShowで表示する前に、インスタンス化してメンバー変数の pCellAddress に値を設定しておくことです。
実行結果
テキストボックスに、セルのアドレスが表示されました😊

まとめ
VBAを使ってユーザーフォームにセルのアドレスを渡す方法を学びました。このスキルを使って、Excelの操作をさらに効率化しましょう。ぜひ他のVBA機能も試してみてください。
記事を書いた人

稲垣
- Excel、ACCESSでのシステム開発が得意
- ITスキルを共有し実践的に学びながら成長する人を見るのが幸せ
- 自家焙煎するほどのコーヒー好き
- 使用言語 VBA、Python、Javascript、Java、HTML、CSS etc.
- 保有資格 Kintoneアソシエイト、日商簿記検定2級、マンション管理士、管理業務主任者、情報セキュリティマネジメント、ExcelVBA etc.
- 業務フロー図の作成や業務時間分析を通して、効率化ポイントを探る人
- お客様にとって本当に良いことかを第一に考える人
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