こんにちは!大阪市住之江区に拠点を置く会社『縁紡ぐ』の稲垣です。
当社は、Excel、ACCESS、RPAなどのシステム開発や既存ツールを使った業務効率化の提案、また、ITスキルアップのための教育に力を入れています。効率的なビジネス運営を目指している企業様、ITスキルの向上を図りたい企業や個人の方に、最適なご提案をさせていただきます。業務プロセスの改善とITスキルアップをサポートし、共に成長するパートナーでありたいと考えています。
目次
VBAでランダムな正数を生成する方法
VBAでランダムな正数を生成するには、Rnd
関数とRandomize
ステートメントを使用します。この方法を使えば、簡単に任意の範囲内でランダムな正数を取得できます。
RndとRandomizeとは
Rnd
関数は0以上1未満のランダムな浮動小数点数を生成しますが、これを整数に変換するためには工夫が必要です。また、Randomize
ステートメントを使って乱数のシードを初期化することで、毎回異なる乱数列を生成することができます。これにより、ランダムな数字を作成することができます。
例:1から100までのランダムな正数を生成する方法
以下のコードで、1から100までのランダムな正数を生成できます。
Sub GenerateRandomNumber()
Dim randomNumber As Integer
' 乱数の初期化
Randomize
' 1から100までのランダムな正数を生成
randomNumber = Int((100 - 1 + 1) * Rnd + 1)
' 結果を表示
MsgBox "ランダムな正数: " & randomNumber
End Sub
特定の範囲のランダムな正数を生成する関数を作成
Function GetRandomNumber(min As Long, max As Long) As Integer
' 乱数の初期化
Randomize
' 指定された範囲のランダムな正数を生成
GetRandomNumber = Int((max - min + 1) * Rnd + min)
End Function
関数の使い方
Sub TestGetRandomNumber()
Dim randomNumber As Long
' 1から50までのランダムな正数を生成
randomNumber = GetRandomNumber(1, 50)
' 結果を表示
MsgBox "1から50までのランダムな正数: " & randomNumber
End Sub
VBAでランダムな正数を生成するには、Rnd
関数とRandomize
ステートメントを活用するとできます。ぜひ試してみてください!
記事を書いた人
稲垣
- Excel、ACCESSでのシステム開発が得意
- ITスキルを共有し実践的に学びながら成長する人を見るのが幸せ
- 自家焙煎するほどのコーヒー好き
- 使用言語 VBA、Python、Javascript、Java、HTML、CSS etc.
- 保有資格 Kintoneアソシエイト、日商簿記検定2級、マンション管理士、管理業務主任者、情報セキュリティマネジメント、ExcelVBA etc.
- 業務フロー図の作成や業務時間分析を通して、効率化ポイントを探る人
- お客様にとって本当に良いことかを第一に考える人
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