情報セキュリティ研修の講師をしてきました!

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大手マンション管理会社さまの情報セキュリティ研修をしてきました

わたしが、もともとマンション管理業にいたこともあり、大手マンション管理会社にお呼びいただき、情報セキュリティ研修を実施いたしました。参加者はなんと500人以上。緊張感に包まれつつも、皆様に情報セキュリティについての理解を深めていただけるよう、精一杯の説明をさせていただきました。

マンション管理業・不動産業界の特徴

マンション管理や不動産業界は、大きなお金が動くビジネスであり、生活と密接に関わるため、ひととひととのつながり、人間関係を大切にする文化が根付いています。そのため、コミュニケーション力に秀でた方が多い一方で、ITに対しては苦手意識を持っている方も少なくありません。

しかし、この業界でもIT化の波は止まることなく、業務効率化やサービスの向上を目指しIT化が徐々に進んできています。

ITが苦手な人が多い業界。場面を想像できるように工夫をした

ITが苦手な人は、情報セキュリティ研修という言葉だけで拒否反応がでたりします。なので

、実際に仕事をしていると起きえる状況をを想像できるように工夫をしました。

例えば、外出先でパソコンを利用することで生産性があがるから、パソコンをノートパソコンに変えて、Wi-Fiルーターも用意をして、社外に持ち出すことを許可しよう!これで、移動中や待ち時間にも仕事ができるようになり、生産性が爆上がりだ!となります。

しかし、その便利さが逆に情報セキュリティ事故を引き起こすリスクを高めることもあります。

例えば、カフェでメールをチェックしている最中に、今、大きな商談をしているお客様から携帯電話へ連絡があったしましょう。大きな商談に中の大切なお客様からの電話を取るために、カフェの外に向かいながら、「もしもし、○○会社の○○です。」なんて、言いながら急いででます。

これで、あなたの会社名と名前は、ほかの人にばれてしまいます。また、この時、パソコンはどなっているでしょうか。もし、パソコンを開いたままにしてしまっていたら…どんなリスクが存在すると思いますか?
偶然、別の取引先のお客様がいたり、ましてや大きな商談をしているお客様の関係者が、あなたのメールが丸見えのパソコンを見たらどう思うでしょうか。

「この人、個人情報とか、大切な情報をちゃんと守ってもらえない人なんだ」と、思われることが想像できますよね。

「当たり前」も誰かに教えてもらっていることを忘れてはいけない

一度想像してみれば「ああ、そうだよね」と思うことですが、日々忙しく働いていると意識することが難しいものです。交通ルールのように、当たり前のことでありながら、誰かに教えてもらうまで気づかないこともあります。

交通ルールのように、「赤信号は止まる。青信号はまわりを見て大丈夫なら渡れる」この当たり前のことは、あなたの両親や誰かが教えてくれたことなんです。

この当たり前をしっかり覚えてもらいながら、メールやネット閲覧時に気を付けるポイントなど、いろんな場目での具体的な方法も紹介しました。

研修の全体的な流れ

研修の全体の流れは、

STEP
情報セキュリティの情報って何か

守るべきべきものが何かを知る

STEP
攻撃者の目的

まずは相手を考えて知ろう!

STEP
攻撃者から情報を守るための具体的な方法を紹介

攻撃者の目的がわかったら、情報を守るために何をしなければならないのか、具体的に知っていく

STEP
もし情報セキュリティ事故かも!?その時の適切な行動

めっちゃ大切な、もしセキュリティ事故が発生したかも!?ってなった時の適切な行動を知る

忘れがちの教育は、4番の情報セキュリティ事故かも!?の時の行動です。交通を事故しても逃げてはいけない、適切な対処をしなければ、のちのち大きな問題になるのは、交通事故も情報セキュリティ事故も同じです。

中小企業こそ情報セキュリティの意識が大切

大きな会社では、お金をかけセキュリティシステムを導入したり、情報セキュリティ研修を行い、情報セキュリティ対策を行っています。でも、そんな大きな企業でも情報漏えいのニュースが日々ながれていますよね。

中小企業では、ITの導入する費用でも大変なのに、さらに費用をかけてセキュリティシステムを導入しすることは難しいことが多いと思います。なので、中小企業の場合、大きな会社より人に頼ることで防御するところが増えるのです。教育・研修の大切さを感じますね。

今後の入社される社員様向けの資料と動画も作成

今回行った研修内容は、今、働いている人は学べますが、明日入る社員の方は、学ぶ機会がないまま働くことになってしまいます。

そして、今後社内で改変して使えるように、研修資料と動画を納品させていただきました。

縁紡ぐでは、研修に関するご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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