【VBA】ExcelシートDisplayPageBreaksでページ区切り線の表示・非表示を変更する方法

こんにちは!大阪市を拠点に活動している『縁紡ぐ』の稲垣です。
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DisplayPageBreaksでページ区切り線の表示・非表示を変更する方法

今回は、シートオブジェクトのプロパティにある『DisplayPageBreaks』でページ区切りの表示、非表示をVBAで変更する方法を紹介します
シートプロパティの表示方法方法は、こちらを参照してください。


これで表示することができます。
DisplayPageBreaksページ区切り線とは
まずは、DisplayPageBreaksのページ区切り線について確認をしたいと思います。
ページ区切り線は、印刷時にどの部分がどのページに出力されるかを視覚的に確認するための線です


こんな感じで、どこからページが変わるかを点線で表してくれるので、編集する時に便利に使えます。
DisplayPageBreaks



VBAでは、DiaplayPageBreaksの値を変更することで、表示非表示をコントロールできるようになります
DisplayPageBreaks
プロパティはBoolean型(TrueまたはFalse)の値で設定します。
True
に設定すると、Excelシート上にページ区切り線が表示False
に設定すると、ページ区切り線は非表示
以下に、VBAでDisplayPageBreaks
プロパティを使用するサンプルコードを示します:
DisplayPageBreaksにFalseを設定する場合
Sub setDisplayPageBreaksFalse()
' アクティブなシートのDisplayPageBreaksプロパティにFalseをセット
ActiveSheet.DisplayPageBreaks = False
End Sub


DisplayPageBreaksにTrueを設定する場合
Sub setDisplayPageBreaksTrue()
' アクティブなシートのDisplayPageBreaksプロパティにTrueをセット
ActiveSheet.DisplayPageBreaks = True
End Sub


まとめ
今回は、ExcelVBAでDisplayPageBreaksをコントロールする方法をご紹介しました。VBAは、開発費が抑えられるため業務改善の初期段階ではとても有効です。ぜひ、挑戦してみてくださいね!作成のご相談も承っておりますので、お気軽にお問合せください。
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